【社内用】16入社からスタートアップ枠が出来ます。

完全な社内向けの投稿です。特に2016年入社の内定者の皆さんに見て頂きたいです。
16入社の配属先として、今回から”スタートアップ枠”が新たに新設されました。

例年スタートアップは内定者の皆さんに適切なアピールが出来ていないと考え、2016年からは、社内スタートアップ全体でアピールをして魅力を伝えて行きたいと考えています。
今回は、以下の子会社が各1-2名ほどの定員で、合計15-20名ほどの枠があります。

スタートアップ枠に含まれる会社は?
CAグループに所属する社内スタートアップがまとまっている配属先です。含まれる子会社は以下の子会社です。
スタートアップ枠

toC系(メディア系)
タクスタ
AMESTAGE
マッチングエージェント
ブックテーブル
Ameba古着屋

toB系(広告系)
渋谷クリップクリエイト
CyberBull
WAVEST
Uniface
シロク

その他系
サイバーエージェントクラウドファンディング
ハシゴ

何が魅力?
配属先として社内スタートアップを選択する魅力は何があるでしょうか。私は、オーナシップと市場創出が魅力だと考えています。
社内スタートアップは、一つの会社として独立採算で事業を行っています。その為、時には事業自体の変更など大きな変化もあります。このような環境で最初から働く事で、新卒の内から事業に対してオーナーシップを感じる(持てる)可能性が高いです。
また、社内スタートアップに課されているのは、サイバーエージェントのフロンティアの開拓だと考えています。大きな事業部だとまだ市場が小さすぎる場合や、参入するリスクが大きい場合などに子会社として事業を行っていく事もあります。若い内から市場創出を経験する事で、将来自分自身が自ら市場創出できるようなメンバーになれる可能性もあります。

スタートアップ枠に向いている人
サバンナのような環境の方が、自分には向いていると感じる人にはオススメです。社内スタートアップは出来たばかりの会社や、事業内容が完全に固まっていない事も多いです。その為、他の事業部と比較しても朝令暮改の数も多いと感じます。また、育成は人によってではなく、環境によってという形になる事もあり、自ら考え、自ら動けるメンバーでないと戸惑いも生まれてしまうかもしれません。逆にいうと、とにかく環境だけ与えられて、自分で考えて仕事をしたいという方には是非来て頂きたいです。

最後に
今年は4/1に配属先希望を出すスケジュールという事で、内定者の皆さんと接点を持つ機会が例年より限られています。私に連絡をもらえれば、スタートアップを直接紹介したり、現場での体験も積極的に斡旋しようと思います。
スタートアップに興味ある内定者の方は、是非Facebookやメールでお気軽にご連絡を下さい。

飯塚のFacebookはこちら

 

 

NABRAの運営方法が変わります。

サイバーエージェントで、NABRA(新規事業研究会)というものを担当する事になり、新規事業を社内の現場から如何に生み出すかについて取り組むようになりました。
先月から、今までやってきたやり方をゼロから見直し、新たな運営方法に変える事にしました。その形は、NABRAの日というやり方です。

NABRAの日は、毎月特定の日に、新規事業のアイディアをお持ちの社内の方々にもらい、15分ずつディスカッションをするというスタイルです。
やっている事自体は至極シンプルではありますが、従来のやり方から見えてきた課題を解消する為に、このスタイルを取る事になりました。

当初NABRAは、ジギョつくで行われていたコンテスト形式を踏襲しました。コンテストという前提で、以前のやり方の細部を見直し改善する形で進めていました。結果としては、ジギョつくと比較しても事業案のレベル底上げには繋がらなかったのです。

その際に考えたのは、”コンテストという前提”を無くす事でした。ゴールは現場から良い事業案を生み出す事、そして次なる新規事業責任者を発掘する事であるとした際に、コンテストは必須要素ではないと考えました。

コンテストの課題としては、一つ目はお祭りになってしまう事がありました。本当に実行したいという事業案より、コンテストだから参加してみようという方が、回を重ねる毎に増えてしまう傾向がありました。そのような事業案の中で、良い事業案は中々見つかりません。二つ目は、全員にフィードバックができない事です。コンテストの基本形は、書類選考→プレゼンテーションです。プレゼンテーションまで辿り着いた方々には直接フィードバックする事が出来ますが、大多数の書類選考で落ちてしまう方々にはフィードバックが出来ません。そうなると、書類選考には毎回出してくれるけれども、事業案の質が上がってこない参加者の方々も出てきてしまいました。そこからも新規事業案を考えたい、やりたいという方々にしっかり寄り添って面と向かってフィードバックをする機会創出が重要だと感じるようになりました。

その結果、従来のコンテストを廃止しました。行き着いたのが、15分直接事業案を当てに来てもらうという形です。来てもらい、良い事業案と判断したものは、役員の元へ持参し、議論をしてもらうという流れです。
この形にする際、決めたのは新規事業をやりたいという人に全員に必ず会い、一人一人フィードバックを行う事です。書類審査だと審査側と直接会う訳ではありません。そうなると一定数は考え抜かれていない事業案も出てきてしまいますが、最初から直接プレゼンをしないとならないという条件があると、自然と質が上がり始めました。また何度も来てもらっている方々は、事業考案のレベルも成長しており、サイバーエージェント全体の新規事業を行える人数の増加にも繋げていけると感じ始めています。

現場から新規事業を生み出すというのは、規模が大きくなればなるほど難しくなるかもしれませんが、サイバーエージェントという新規事業を創り続け成長した会社の文化を損なわないように、私自身も尽力して参ります。

NABRAの日は、毎月行って参りますので、新規事業をやりたいサイバーエージェントグループの方々は是非お越しください。

 

事業展開における一貫した哲学について

サイバーエージェントグループの新規事業を考える機会が増えてきました。様々な事業を調査や思考する過程で、事業展開において、その会社の一貫した哲学があると感じる事が多くなりました。

例えば、リクルートさんの事業において一貫している哲学は、「世の中の負を解決する。」です。就職する際の企業情報を集めるのが難しいという負、飲食店や美容院などお店を探すのが手間だという負などユーザー側が抱えている負、最適な学生に就職情報を届けられない、近隣の人にお店の情報を適切に提供できないという負など世の中に存在していた負を事業を通じて、解決するという一貫した哲学があります。実際リクルートさんの社員の方々と話すと、自分たちの事業は、このような負を解決しているであったり、新規事業を考えられている方もこういう負が存在しているから、事業でこのように解決したいのような事を仰っていた事を実際に目にした事もあります。

カカクコムさんは、「ユーザーに役に立つコンテンツを供給する」です。価格.comの始まりは、電気街で販売している家電品の価格情報を知りたいユーザーに価格情報を提供する個人サイトです。リクルートさんのサイトは、リボン型と言われるように、店舗側・会社側とユーザー側の仲介をサービスで行っていくという考え方で双方の負を解決していますが、食べログなどのサイトでは店舗側より、ユーザー側により重きをおいて展開が始まったサービスです。カカクコムさんのサービスを見ると、既に他社が提供しているドメインのサービスを徹底的にユーザー側に立ち提供をしていくというものが多いと感じます。

DeNAさんは、「変化を起こす」ではないかと考えます。従来PCのオークションが主流だった際に、モバイル端末でオークションサービスを展開するという進化。当時imodeなどキャリアが提供する公式サイトで月額課金サービスを提供するというのが主流だった際に、勝手サイトで都度課金サービスを提供するという変化。直近ですと、病院でしか遺伝子検査がしにくいという状況に、ネットで簡単に出来るようにする変化を起こそうとされていたり、自動車業界においても変化を起こそうとされています。DeNAさんを見ていると、変化をするとより便利になったり、楽しくなったりする部分も見つけられて事業を展開されている事が多いです。

GMOインターネットさんは 、「裏方から支える」だと思います。ドメインや、サーバー、SSLなどインターネットサービスを運営する際に必須になる部分を全て提供されています。事業においても、コンテンツを提供する側より、コンテンツを提供する会社さんを裏方から支える形の事業一貫して提供されている印象を受けます。GMOインターネットグループのGMOペパボさんが注力されているminneのように、ハンドメイドで何かしらを製作されているクリエイターを裏方から支えるサービスも提供されています。このように、法人から個人まで、様々な人々を支えるというのがGMOインターネットさんの哲学だと思います。

私が属するサイバーエージェントグループで事業展開における一貫した哲学は何でしょうか。事業分野としては、インターネット広告代理事業、メディア事業、ゲーム事業、投資育成事業など業界の中でも幅広く展開をしています。広告では顧客の問題を解決する一方で、ゲームではユーザーを楽しませるなど、一貫した哲学は中々見えにくくなっています。
個人的な考えとしては、サイバーエージェントグループの哲学は、「目の前の人を喜ばせて、自らも喜ぶ。」だと感じます。サイバーエージェントグループにいると、どのような事業でも、とにかく頑張り、また頑張っている過程まで楽しむという印象を強く受けます。広告代理事業では、目の前の顧客を広告効果で喜ばせて、それにより自らも喜ぶ。ゲームやメディア事業においても、同様に画面の先にいるユーザーを喜ばせて、その結果により自らも喜ぶ。事業自体は、問題解決型でもエンタメでも問題はなく、目の前の人が喜ぶ事業であれば、自らも喜んで頑張れるというのが事業展開における哲学という私見です。

事業展開において一貫した哲学があると、哲学自体が一人歩きし文化形成がされるという側面があると感じます。社長がこのような会社であるべきだと口酸っぱく言わずとも、社員の面々は事業を行っていく中で、その哲学を浴び会社全体が哲学に従った性格を帯びていきます。 事業展開を行うのは人であり、その事業の成功確率が高くするには、哲学に沿った展開を出来ているかどうかというのもポイントに感じる事が多いです。私自身も、新規事業を考える上で、事業展開における哲学というのを意識して、考えていきたいと思います。

ジギョつくに代わる新規事業研究会を始めます。

サイバーエージェントで、新規事業を生み出すべく新規事業研究会(通称NBRA。ナブラと読みます)という取り組みを、私が責任者として担当する事になりました。(現在担当しているシロクとハシゴの代表は継続して務めます。)

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サイバーエージェントでは、長年、ジギョつくという社内の事業コンテストがありましたが、先日行われた捨てる会議で無くす事が決定しました。

理由としては、実施に至る事業をほとんど出せていない為です。

ですが、サイバーエージェントの歴史として、常に新規事業を立ち上げ続け、それらにより成長してきたという歴史もあります。そこで、従来のジギョつくのやり方を見直し、新規事業研究会で、サイバーエージェントの新規事業を更に生み出していける土壌を作っていきます。

 

今回、私が新たに新規事業研究会を担当する上で、やっていきたいのは、下記の取り組みです。

①サイバーエージェントが進出するべき事業分野の発掘。

②社内からの事業案の公募。

③他社と共同での事業案の発掘。

 

今までのジギョつくの様に、社内からの事業案の公募も行いますが、しっかりと事業が生まれるよう、私や運営メンバーで事業分野を発掘していき、それを元に事業案を公募の仕方も変えていく事も考えています。

 

また、今回は、他社と共同で事業コンテストを考えるという事もやっていきたいと思っています。互いのシナジーを活かした新規事業を考える形や、互いに他社の方になりきりアセットを使って新規事業をやるとしたら何をするかなど、社外からもアイディアや、視点などを取り入れていきたいです。(こちらご興味ある会社様は、株式会社シロクまでお問い合わせ下さい。)

 

トライアンドエラーをしながらにはなりますが、新規事業研究会から、社内の次なる事業責任者と、有望な事業分野を見つける事で、サイバーエージェントの更なる成長に貢献できるように尽力していきます。

田村くんが、新人賞を取るべき3つの理由。

タイトルは最近良くみるスタイルを真似してみました。

今日は、シロクの新卒メンバー、エンジニアの田村くんについて書きたいと思います。サイバーエージェントでは、半年に一度社員総会があり、そこで様々な受賞があります。僕は新人賞として、田村くんを心から推薦したいと思っています。

 

理由をタイトルと同様に3つ書きたいと思います。

1、エンジニアとしての成長速度が本当に凄い。

田村くんは、Ameba事業本部からシロクに異動してきた際の技術力はお世辞にも高いとは言い難いものでした。ただ、今では新卒メンバーの中でも上から数えた方が早いほどの技術力を身につけて入ると思います。彼の素晴らしいのは、適切な課題設定と、それにとにかくコミットしきる力。うちのエンジニアメンバーも関心するほどの成長速度も、全て彼がした努力の結晶だと思います。実際に直近クローズドβでリリースしたサービスでも既に彼は中枢の役割を果たしていて、シロクのエンジニアメンバーの中心となっています。

 

2、努力の仕方が素晴らしい。

彼ほどに努力の天才という言葉が似合う男はいないと思います。全て言われた事をメモして、自分で咀嚼し吸収する。一度話すと、しっかりと理解をしていて、毎回関心をさせられます。エンジニアリングに関しても、この1年間誰よりも努力を間違いないくしていると思います。社内ではご存知の方も多いですが、田村くんは、CAノートというものを持ち歩いています。このノートは入社から30冊以上あり、彼が学んだ事の全てを記録している財産です。こういった取り組みも普通であれば、すぐ止めてしまうことも多いですが、努力の継続性もしっかりとあるのは素晴らしいと思います。

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3、視点が一切下がらない。

僕が田村くんに会ったのは、新卒入社の研修の時でした。初対面で「僕はエンジニア経営者になりたいんです!」と言われ、最初は正直、口ではそういうけど、そこまで強い意志があるとは感じませんでした。入社して、半年ほど経つと通常業務に追われて、そういった事も口に出さなくなってしまうタイプだと勝手に思っていました。でも、全く違いました。田村くんは、今でも僕に経営者になりたい、そのために必要な事は何なのかという事を必要に聞いてきます。シロクの役員MTGも書記としてで良いから入らせてくれと懇願をしてきて、入ってきたり、とにかく宣言した目標から一切目線がぶれず取り組んでおり、見ていて本当に応援をしたくなる人間です。

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理由はこれ以外にも沢山ありますが、田村くんを近くで見ているからこそ、新人賞として選ばれるべき成果と努力の仕方をしたと思います。

Facebookで日々の田村くんの努力を見ている方は、サイバーエージェントグループでも多くいると思います。もし新人賞をこれから投票しようとしている方は、田村くんに是非清き一票をお願い致します。

自分都合な新規事業はやらない。

以前、新規事業の相談を藤田社長に相談した際に、「会社を大きくしたいという気持ちは分かるけど、自分都合な新規事業は駄目だよ」というアドバイスを頂きました。

 

新規事業をやる目的は、会社を成長させる事です。私の場合は、成長させたいという思いが契機になり新規事業を考え始めたケースです。この場合は、自分勝手な新規事業になる可能性が高くなります。

本来新規事業などを行う際の理想的な姿としては、スマートフォンなど社会の大きな流れの中で生まれた大波に、新規事業を生み出し、自分たちの実力以上に成長をする形です。この場合、時代の流れが味方をする上に、乗る波さえ間違えなければ、具体的な事業はやりながら上手く修正していけば仕上がるのだと思います。

一方で、大きな流れを意識せずに自分都合で勝負をしてしまうと言う事は、自滅を引き起こす可能性が高くなってしまいます。波が無い海でずっとサーフィンをしている様に、会社がどれだけ強みがあったとしても大きな成長が見込めないのだと理解をしました。最悪の場合、自ら無理矢理な勝負をしてしまって、大きな損失を与えるリスクもあります。

 

このように文章に書くと至極当たり前な事が、自分で経営をする立場になると時に忘れてしまう事を恥じながら、何故このような事が起こるのだろうとも考えたくなります。ここは最近サイバーエージェントグループでもブームになっている麻雀をやってみてヒントを得た気がします。

まだ麻雀素人なので、的外れかもしれませんが、麻雀をしてみると、基本的には①出来る限り振り込む回数を少なくする。②大きな流れが来ている時に攻める、③攻めると守るのスタンスを中途半端にしないのが重要だと感じました。ただ、自分が予期せず振り込んでしまい、点数を巻き返したい焦りが出てしまったり、流れが来ていないのに来ていると勘違いして必要以上に攻めてしまい結果振り込んでしまうなど、感情的な判断や冷静さの欠けた意思決定が負けを作ってしまうのだと実感をしました。

 

経営で新規事業を行う際に、自分勝手になってしまうのも近い心境があると思います。会社を大きくしたいが自分が当初計画していた時より進捗が遅い事から出る焦り、会社自体に良い流れが来ていると感じて必要以上に強気になってしまう事。こういった事が自分勝手な新規事業を引き起こしてしまうのだろうと考えています。

 

僕らが会社を大きくしたいという気持ちには一切の曇りはありません。ただ経営者として、失敗の可能性が高くなる自分勝手な新規事業をしないよう細心の注意を払っていきたいと思います。

 

 

結果に執着するために、自分の力を信用しない。

(主にシロク・ハシゴなど社内向けメンバー用ブログです)

賢者は歴史から学び、愚者は経験に学ぶ。この言葉は、仕事でも全く同じ事が言えると思います。

 

例えば、営業メンバーが営業する時に、どのようにアポを取るか、どうやって受注に繋げるかは自分で考えて動くより、上司や参考になる方に聞いたやり方を真似てしまった方が圧倒的に勝率は上がると思います。開発でもデザインでも恐らく同じ事が言えると思います。

 

仕事で最も重要な事は成果を出す事です。結果を出すために究極的には使える手を全て使う事が正しい事であり、自分で全てをやる事が求めれている事ではありません。

 

こういった事が自然と出来る人は、個人的には、下記2つの特徴があると思います。

①報連相が適切に出来ている。

報連相が上手いと必然的に仲間や上司からアドバイスが落ちてくる傾向があります。報連相をする事で、相手が過去の事例を思い出して、話してくれるといった好循環を生む事が出来る気がします。

 

②プライドより結果に対する執着が上回っている。

自分で考えたい等のプライドより、結果を何が何でも出したいと執着心の強い人は情報やアドバイスに飢えている人が多い傾向があると感じます。もし相談したいという事は理解出来ているけど、中々出来ないという人は自覚症状が無くてもプライドが高いのかもしれません。

 

仕事をやっていく上で、「圧倒的に真似る⇒真似を完璧にする⇒真似をオリジナルに昇華させる」が最短であるケースが多いので、自分自身も意識していきたいです。

 

 

目指す像との大きな隔たりに絶望した2014年でした。

2014年の営業日も終わり、経営者として3回目の年末を迎えました。

仕事の振り返りをしたいと思います。

シロクという会社は、2014年は短い歴史の中で最も伸びた年となりました。2013年は上手くいかない事が多い年で会社としても個人としても辛い思いをする事が多かったですが、2014年は今までの努力が徐々に実を結び始めたという印象です。

また、ハシゴという会社の経営も兼任して行う事になりました。ハシゴは設立2ヶ月目ですが、数百人の大学生が働きたいと応募をしてきてくれ凄く嬉しい経験となりました。

 

2014年に感じたのは、自分が目指したい場所と、今いる場所の大きな隔たりに対する絶望です。

僕自身は会社をやるからには大規模サービスを大規模な人数で作り、大きな売上高と利益を出していける経営者になりたいと学生の頃から思っていました。サイバーエージェントグループでシロクを経営する事になり、現実的に経営をした時に、前述の想いが目先に夢中で頭から消え去ってしまっていた時期も恥ずかしながらありました。

2014年に会社も徐々に大きくなっていき、会社として何を目指すのか、個人として何を目指すのかを真剣に考えた時に立ち返ったのは学生の頃から抱いていた想いです。こうしてまだほんの少しですが、大きな目標をリアルなものとして捉えて目指し始めた時に、今との大きな隔たりを感じます。

ただ、目線自体は会社においても個人においても大きな原動力になります。僕自身、2014年に会社メンバー全員が小さくまとまらないで本当に大きな未来を描くという目線を持てた事は大きな収穫だったと思います。

会社としては目指す場所を設定し、どんなに長い道程であっても毎日頑張って進んでいくだけなので、2015年はシロクとハシゴのメンバーと未来のために真摯に頑張っていきたいと思います。

 

また、経営者として感じたのは、自分の得意な型のようなものが少なからずある事です。自分自身もそうですが、色々な業界の経営者の考え方や過去を調べて行く中で、言うまでもなく経営における考え方は千差万別です。経営者としては、自分自身の得意なやり方は大切にしたい考えを、自分なりの哲学として固め、それを守って経営していくのが長期間の成長をさせていく上で重要と感じました。僕個人としてもこの事を日々の仕事でかなり意識して、いくつか自分なりの経営哲学が固まってきたので、それをしっかり遵守して経営したいと思います。

 

2015年は、2014年より会社としても個人としても実りのある年にします。辛い事もあるかもしれませんが、設定した目線を忘れずに大きく成長させられるように日々の仕事を愚直に取り組んで行きます。2015年もどうぞ宜しくお願い致します。

組織自体が強みの会社を作る。

会社の業態変更をしてから、早いもので1年が経ちました。

元々学生時代にやっていたアプリ起点での会社化だったため、BtoCから事業を始めたものの、その後苦戦してしまい、会社の未来のために、BtoBに会社の事業を思い切って振り切りました。当初は不安も大きかったものの、今では会社の大きな成長に繋がり、決断をして良かったと感じています。

 

今後、更に会社をどうやって拡大するかを思案する中で、会社の強みを考える機会が多いです。

僕が作りたいのは、組織自体が強みの会社だと考えています。

事業と密接に導く営業力や技術力などではなく、組織自体に外からだと理解不能な一体感がある会社が作りたいです。

インターネットという産業において事業を行っていると、昨日まで絶対的に正しかったルールが、急に変わる事もあります。サービスの対象となるデバイスも外部環境によって大きく変化する事もあります。

こういった大きな変化が起きた際は、時には自己否定をして、今まで自分たちが培った来たものをゼロリセットして変化をする必要が出てきます。大きな変化は大きなチャンスの裏返しでありますが、会社自体が常に変化を出来るようにしておかないと結局は平凡な会社になってしまうと考えています。

 

自分たちでは抗えない環境変化が起こる前提で事業を行い、毎年会社の規模拡大を目指そうとすると、組織自体に強みを持たせ、どんなビジネスでも出来るような風土にする事が会社の発展を考えると必要不可欠だと思います。

 

シロクは業態変更をしましたが、今後もBtoBに関わるサービス開発力、営業力などをコアな強みにするのではなく、外からだと不思議に思えるほど結束力が強い組織に強みを持った会社にしたいと考えております。組織自体に強みを持たせ、どんな環境変化もポジティブに捉えて、大きな成長に繋げて行きたいです。

 

 

 

 

 

周りに理解されない事を、心から信じてやり抜く。

サービス/事業を、数が少ないもののいくつかやってきて、上手くいった時の共通点を最近考えています。

そこで出て来た共通点は、「自分達は心からいけると思っているが、周りは懐疑的である」事です。

 

今まで体験したパターンとしては、

①自分達は実は自信がない&周りも懐疑的

②自分達は心からいけると思っている&周りもいけると感じている

がありました。

 

①のパターンは、勿論上手くいきません。

このパターンの失敗は、市場分析や流行っているサービスの分析からサービス内容を導いてしまったケースでした。自分達はそんなに自信がない。でも、市場では流行っている、だからいけると思ったものの、当たり前のように上手くいきませんでした。

 

②のパターンは、個人的には上手くいかないケースが多いと思います。

自分達がいけると思っている事は良いのですが、周りも良いと思っていると、その事業/サービスのタイミングとしては遅い場合が多いと感じます。体験をせずに、言葉で説明して良さをすぐに理解出来るという事はリリース後、不思議な事に、多くの人々にそこまでの驚きを与えないケースが多い気がします。

 

今まで上手くいったケースは、大体自分達は心からいけると思っているが、周りは懐疑的である事です。自分達は心から魅力(楽しさ/斬新さ/便利さ)を感じている一方で、周りは言葉で説明をしても感じない。だが、それを出してみると、徐々に回りもその魅力を感じていくというのが最も理想な流れだと感じます。

ドラッガーの「企業の目的は顧客の創造である」という言葉がありますが、顧客に創造をしていれば、新しさゆえ最初は懐疑的な人が多いのが自然であり、徐々に多くの人が良さを理解していくものなのだと思います。

 

事業/サービスをやっていると周りから色々な意見を言われますが、自分達が心からいけると思うものは何と言われてもやり抜いて、シロクをもっと大きくしていきたいと思います。