NABRAの運営方法が変わります。

サイバーエージェントで、NABRA(新規事業研究会)というものを担当する事になり、新規事業を社内の現場から如何に生み出すかについて取り組むようになりました。
先月から、今までやってきたやり方をゼロから見直し、新たな運営方法に変える事にしました。その形は、NABRAの日というやり方です。

NABRAの日は、毎月特定の日に、新規事業のアイディアをお持ちの社内の方々にもらい、15分ずつディスカッションをするというスタイルです。
やっている事自体は至極シンプルではありますが、従来のやり方から見えてきた課題を解消する為に、このスタイルを取る事になりました。

当初NABRAは、ジギョつくで行われていたコンテスト形式を踏襲しました。コンテストという前提で、以前のやり方の細部を見直し改善する形で進めていました。結果としては、ジギョつくと比較しても事業案のレベル底上げには繋がらなかったのです。

その際に考えたのは、”コンテストという前提”を無くす事でした。ゴールは現場から良い事業案を生み出す事、そして次なる新規事業責任者を発掘する事であるとした際に、コンテストは必須要素ではないと考えました。

コンテストの課題としては、一つ目はお祭りになってしまう事がありました。本当に実行したいという事業案より、コンテストだから参加してみようという方が、回を重ねる毎に増えてしまう傾向がありました。そのような事業案の中で、良い事業案は中々見つかりません。二つ目は、全員にフィードバックができない事です。コンテストの基本形は、書類選考→プレゼンテーションです。プレゼンテーションまで辿り着いた方々には直接フィードバックする事が出来ますが、大多数の書類選考で落ちてしまう方々にはフィードバックが出来ません。そうなると、書類選考には毎回出してくれるけれども、事業案の質が上がってこない参加者の方々も出てきてしまいました。そこからも新規事業案を考えたい、やりたいという方々にしっかり寄り添って面と向かってフィードバックをする機会創出が重要だと感じるようになりました。

その結果、従来のコンテストを廃止しました。行き着いたのが、15分直接事業案を当てに来てもらうという形です。来てもらい、良い事業案と判断したものは、役員の元へ持参し、議論をしてもらうという流れです。
この形にする際、決めたのは新規事業をやりたいという人に全員に必ず会い、一人一人フィードバックを行う事です。書類審査だと審査側と直接会う訳ではありません。そうなると一定数は考え抜かれていない事業案も出てきてしまいますが、最初から直接プレゼンをしないとならないという条件があると、自然と質が上がり始めました。また何度も来てもらっている方々は、事業考案のレベルも成長しており、サイバーエージェント全体の新規事業を行える人数の増加にも繋げていけると感じ始めています。

現場から新規事業を生み出すというのは、規模が大きくなればなるほど難しくなるかもしれませんが、サイバーエージェントという新規事業を創り続け成長した会社の文化を損なわないように、私自身も尽力して参ります。

NABRAの日は、毎月行って参りますので、新規事業をやりたいサイバーエージェントグループの方々は是非お越しください。

 

Comments are closed.